煙草の煙が目に染みる

感情の垂れ流しが、目に、心に染みるように。

グランジミュージックと邦楽ロックシーンの融合「w.o.d.」

こんにちは。12月23日に誕生日を迎えて25歳になってしまいました、まちゅと申します。どうも。今年の抱負ですか?ロリ巨乳の彼女を作ることです。どうでもいいですね。はい。

 

最近ガールズバーに行って「もう誕生日迎えたら25歳になってしまうんですよ〜〜〜ええ〜〜〜」なんて話してたら「25歳なんて若いですよ」なんて女の子に気を使われました。いやね、四捨五入すればアラサーですよ?何事も若い方がいい。そう、音楽シーンもそう。例えばMrs. GREEN APPLEがStaRtって曲を出したときなんて、ボーカルの大森くん、18歳ですよ?そしてネットでバズりにバズり散らかした崎山蒼志くんなんて、バラエティ番組に出て五月雨歌ったとき15歳ですよ?若い時からその才能を突出させたら「その若いシンガーやバンドマンは天性の才能を持っている!」と記者共は大騒ぎ。バズりたいなら若いうちから何事も取り組んだ方がいい。そういう話です。

 

いや今回別にそういう話をしにブログ書いている訳じゃないんですけど、最近YouTubeとか音楽ブログ見て、若くて新進気鋭なバンドを探すのが趣味になってきているんですけど、たまたま見つけたバンド、「w.o.d.」。これが良かった。まず聴いてほしい。話すのはそれからだ。

 

Manday / w.o.d.

 

このバンド、2009年に結成されてるんですけど、結成2年後の2011年には、音楽専門学校主催する、高校生アーティストを対象とした「OSM HIGH SCHOOL MUSIC CAMP」で神戸地区大会最優秀賞を獲得。その後、「RO69JACK 2015」では入賞を獲得し、翌年に行われた「出れんの!?サマソニ!? 」では、応募総数3400組の中から見事グランプリに選ばれ、「SUMMER SONIC」への出場権を獲得。さらに2019年に東阪2都市で行われたワンマンツアーではソールドアウトを記録するなど華々しい経歴のバンドであることは間違いない。

 

このw.o.d.がよく他の音楽ブログで言われていることが、「日本のグランジミュージックの新星」と言われていることが多い。グランジミュージックってなんだよ、って言ってくるベロベロに酔った俺のIQと同程度の知能を持った邦楽ロックファンもどき女もこのブログを見ていることかもしれないので一応説明しておくと、

グランジの音楽的な最大の特徴は、パンク・ロックのような簡素で性急なビートと、ハード・ロックのようなリフ主体の楽曲構造とが融合されていることである。」はい。wikiさんありがとうございます。多分文章読んでも分かりませんね。

 

Smells Like Teen SpiritNirvana

 

はい。これがグランジミュージックです。お分かり頂けましたか?まあこんな感じです。雰囲気さえお分かりいただけたらいいのです。

実際俺はグランジミュージックが好きで、Nirvanaも好きなんですけど、Puddle Of Muddがかなり好きで高校からずっと聴いておりまして、2000年代にグランジミュージックが台頭していた時の音楽がかなり好きなんですよね。何で好きなのかって考えてみると、Nirvanaが築き上げたグランジミュージックを今現代風にハードコア的なアプローチ、もしくはインディーロック的なアプローチで再構築された新しいグランジミュージックが素晴らしく完成度が上がっているのでは?って思うからなんです。難しい言葉で言えば多文脈性とでも言うんですかね。それによる音楽の化学反応。それが今のグランジミュージックの素晴らしさだと思います。

 

で、話をw.o.d.に戻すと、Nirvana好きな人なら分かると思うんですけど、カートコバーンの掠れ声に似てる節がある。それがめちゃくちゃカッコいい。え?キチンと解説しろ?いやだってカッコいいんだもん。それ以外何を言えばいいんだ。お前はいい寿司屋で出てきた寿司に対して「シャリの酢の酸味とネタのバランスが良く……」って大将に言うか?言わねえだろ?カッコいいんだもん。俺声楽のプロじゃないし。でも、確実にカートコバーンを意識している感じはあるし、去年出したアルバムと曲に「1994」っていうのがあるんです。この1994年ってメンバーが生まれた年でもあるけども、カートコバーンが亡くなった年でもあるんです。このアルバムと曲は、哀悼の意を込めた、リスペクトしたアルバムと曲になっているのは確かなんだと思っている。

 

1994 / w.o.d.

 

このバンド、ボーカルもいいんですけど演奏隊の技術も凄まじい。ギターとドラムとベースの音がまとまっている感覚がするというか、3ピースバンドとは思えない演奏の爆発力を感じざるを得ない。めちゃくちゃ簡単に言いましょうか?音がカッコいいんです。この単純な「音がカッコいい」という特徴がグランジミュージックのいいところで、ギター、ベース、ドラムの本来の音のカッコよさが伝わるんですね。はい。

 

本人のインタビューに書いていたんですけど、「兄ちゃんがBUMP OF CHICKENをよく聴いていたのでその影響で俺も小学校5年生、6年生のときに聴き出しました。そもそもギター始めたのも、俺が小6くらいの時に兄ちゃんがエレキギターを買ってきて、それを触らせてもらったのがきっかけで。」って言っていて、これがw.o.d.のフロントマン、サイトウの原点になっている。Nirvanaのカートコバーンを意識しつつも、現代音楽、本人はBUMPと言っているけども、その繊細な邦楽ロックシーンと融合して今のw.o.d.は存在しているのだと思う。

 

冒頭でも言ったと思うが、俺はNirvanaが築き上げたグランジミュージックを今現代風に再構築した音楽が大好きで、日本の邦楽ロックシーンとグランジミュージックが融合した、このw.o.d.というバンドに惹かれたんだと思っている。たまたま見た音楽ブログの管理人さんには感謝している。あざす。

 

今日も夜中は長い。w.o.d.の曲を聴きつつ、他の新進気鋭なバンドを探してみようかなと思う深夜1時半でした。ご視聴ありがとうございます。では。

 

1994

1994

  • アーティスト:w.o.d.
  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: CD