煙草の煙が目に染みる

感情の垂れ流しが、目に、心に染みるように。

音楽好きなお前、趣味聞かれた時「音楽鑑賞」とか言っちゃってない?

 

さぁ、新社会人、新学生人となる季節になってきましたよ。鬱病になって死にたくなりませんか?新しい環境に身を置くことに心配してメンタルブレイクしてませんか?でもね、必ずそういう新しい環境に身を置く場面ってのが出てきます。で、そんな時によくするのが「自己紹介」という行為。んで、よく自己紹介する場所になったところで、皆さん多分数十回くらいはこんな質問されたと思うんです。

「貴方の趣味は何ですか?」

みたいな質問。いや知らんがな。お前に趣味教えたところで何の利益があるんじゃい、なんて暴言は言わずに、よくよく考えてみたら、趣味ってないんですよ。俺。いや、休日とかになれば娯楽をすることなんていっぱいありますよ。好きな小説読んだり、ゲームしたり、こうやってブログ書いたり。だからね、音楽好きなもんだから大体「音楽鑑賞」なんか言っちゃう訳ですわ。わー恥ずかしい。ジャンルの幅広すぎ。東京ドーム何個分だよ。その趣味の幅、「人間観察」と言ってることくらい広いからな。大体、音楽聴くことなんて大衆がやっていることをわざわざ「趣味です!」なんて言っていることが恥ずかしい。きゃー、恥ずかしい。

じゃあ、そもそも趣味ってなんぞやって調べると、

人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。道楽。

出展:Wikipedia

って出てきたんです。おいちょっと待てと。繰り返し習慣的に行う行為なんてないぞ、と。

だから、僕の趣味って「趣味探し」ってことになるんです。簡単に言うと「無趣味」です。分かります?この僕の気持ちは?休日の過ごし方なんかバラバラでアレしたりコレしたり、色々過ごす中で、これだ!って思うことがないんですよ。でも、その瞬間瞬間は確かに一定以上の充実を感じています。しかし、時間を忘れて、我を忘れて熱中できて、「また次の週末も絶対にこれをやろう!」というような趣味に出会えない。多分、世の中の人間、特に社会人1〜2年目の人たちってこういう現象起こってしまいがちなんですよ。俺たち無趣味人間はどうすりゃいいんだってことですよ。

 

周りを観察していると、俺の男友達なんかは社会に出始めると趣味を手に入れてるんですよね。

行きがちな趣味の例でいくと、

・サイクリングおじさん

・コーヒー拘りおじさん

・料理おじさん

・筋トレジムおじさん

なんて行きがちです。何かお洒落な方面に行きがちです。インスタ映えできそうな趣味に落ち着きます。何か腹立ってきますよね。急にインスタのストーリーがそれで埋め尽くされた時。腹立つってか、自分の虚無感に襲われるんです。俺は何をしてるんだっていう。

 

じゃあなんでこんな趣味おじさんに辿り着いてしまうのか。多分、就職して休日の価値が暴騰するからだと思うんですよね。数少ない休日を無駄にすまいと、より夢中で「すげー大事な休日を費やすすげー価値のある趣味」を探す必要に駆られるんじゃなかろうかと思うんです。大学生の時と比べると、休日のプレミアム感がハンパない。その「価値あるプレミアムな休日」をより意義深いものにするために、「価値ある趣味」を見つけたい。そうした結果、俺みたいな無趣味の人間が取り残されていく訳なんですね。わーい!社会って面白いね!

 

まぁなんでこんな記事あげたかって話になるんですけど、現代人って前のブログにも書いたかもしれませんが、「苦」を自覚しないし発散しないんですよ。だから皆様にはぜひこれだ!っていうストレス解消としての趣味を見つけて欲しいと思うんです。決して俺みたいにメンタルブレイクしないように、心掛けてください。

 

そんなわけで、僕にピッタリの趣味なんかがあったら教えてください。休日潰れるようなのください。待ってます。