煙草の煙が目に染みる

感情の垂れ流しが、目に、心に染みるように。

【短記】推しは推せる時に推せ

 

「〇〇が脱退する運びとなりました」

「〇〇は解散する運びとなりました」

 

なんて文章、最近あちらこちらで見かけるようになってしまったように感じてしまう。最近で言うと嵐とか。本当に嵐の活動休止にはビックリした。いや、でもすげえ活動休止の理由が何とも嵐っぽくて俺はすげーよかったと思う。もし活動休止の理由が「現メンバーと前向きに検討しましたが、結果……」なんて言われたら、僕は「は?」と思う。そもそも前向きに検討っていう文章が気に入らない。バンドだろうがアイドルだろうが、解散や活動休止を綺麗に仕立て上げようとする魂胆が気に入らない。そんなに前向きに検討するなら「じゃあ辞めるなよ」って言葉を投げかけたい。女性とお付き合いして別れる時に「興味がなくなりました」とか「もう嫌いです」って言われた方が未練がなくスッキリ終われるのと同じようなもの。「私はまだ君のこと好きなんだけど、でも一緒にいたらダメな気がするの」なんて言われてみろ。「は?」と思うでしょ。

 

いやあのな、こんな記事を投稿したのはな、最近マジで推してた幽世テロルArchitectっていうアイドルグループの1人が電撃脱退したからなんですよ。前々から「音信不通が続いており……」って公式からの発表があったから、「あ、これあるな」っては薄々感じていたんだけども、いざ脱退の発表があると「マジか……」って心に穴が空いた感覚に陥ってしまったのだよ。

 

今の時代、バンドマンでもアイドルでも「推し」って存在は皆誰かしらいると思うんだ。その推しってのはいずれ必ず引退するか解散するんだよ。だから「推しは推せる時に推せ」なんて言葉がTwitter上で流れてるんだと思う。ただTwitterのアカウントをフォローして「この子推しなんだ〜〜〜〜」って言って、全く現場に行こうとしないような輩は多分クソ多いとは思うんだ。それは何で?って考えると、「推しへの愛がそこまでじゃない」って理由もあるかもしれない。ただ、仕事や学校やらで行けなくて、「推してるんだけど、予定が全然合わなくって……」とか「病気になってしまって……」なんて理由の方が多いと思うんだよ。

「推しは推せる時に推せ」ってのはいい言葉でな、バンドマンやら俳優女優、アイドルたちの理由で推せなくなる日が来るから推せる時に推しとけって意味の他に、自分たちの都合で推せなくなる日常になってしまう前に推せる時に推しとけっていう、「推し側」の理由じゃなくて「推してる側」の理由で、満足に推せる日が来なくなるからって意味も含まれてると思うんです。

 

だから「推し」がいる皆様、推しに会いにいく余裕があるなら、ぜひ現場に行って下さい。必ず推せなくなる日が来る。それで後悔しないように、推し活動を頑張って行きましょう。

 

ちょっと短いけど終わります。え?ボヘミアンラプソディー?いや推しが脱退した精神状態で行けるわけないでしょ?また今度行きます。

 

以上。また何かあればよろしく。