煙草の煙が目に染みる

感情の垂れ流しが、目に、心に染みるように。

ぜんぶ君のせいだ。「Natural Born Independent/ロマンスセクト」発売初日試聴レポ

 

ぜんぶ君のせいだ。は革命を起こした。」

なんてZepp Tokyoのワンマンライブのレポで言われていたのだけれど、本当に俺は革命を起こしたアイドルグループだと感じている。いやあのね、革命、革命って何が変わったの?って感じるかもだけれど、俺はぜんぶ君のせいだ。を追い続けて、パフォーマンスしかり、歌唱力しかりが確実に成長しているんだなって感じている。その成長している姿を「革命」と呼ぶもよし、キャパ約2000人のZeppを一アイドルが埋めたってことを「革命」と呼ぶもよし。でも俺が「革命」と呼ぶことは、次のステージへ進むという意味を含んでいると思ってる。ただZepp Tokyoワンマンなど、その足がかりにすぎない。次へ進むための革命なんだ、と俺は勝手に思ってます。

 

じゃあ次ってどこよ?って疑問が浮かぶけども、それが今回の両A面シングル「Natural Born Independent/ロマンスセクト」なんだと思う。その為に彼女たちの成長を感じる為に聴かなきゃならない、と思って、車をぶっ飛ばし、路面状況が雪でぐっちゃぐちゃの中、買ってまいりましたよ、ええ。

いやぁ、やっぱりさ、CDを買った後のワクワク感っていうのは幾つになっても抜けないものだなぁって感じますね。いつかのブログに書いたけども、今の時代ほぼほぼデータで音楽を買う時代でしょ?だからそのCDショップでCDを買った後の早く聴きたいという焦燥感と、ワクワク感は現代の人々は忘れてると思うんです。だから、好きなアーティストなんです〜〜〜〜って言っているアーティストの新譜はぜんぶCDで買え。あれだよ、ゲームも一緒で、何かダウンロード版じゃなくてソフトちゃんとと買って残しておきたいと思う感覚と一緒だよ。好きなものはちゃんとデータではなく、残るものとして買って置いておけってのが僕の理論でございます。

 

って話が脱線したけどもだ、まず聴いた感想なんだけども、何か2つとも初期曲っぽい感覚だな、と。いやね、だから言うけど、ここのギターがこうなって〜〜とか解説できないから。分からないから。でも、ぜん君が出てきたちょっと前の「病みかわいいアイドル」としてのアイドルロックソング、そんな曲に似たような感覚に思えた。でも、その中にも「革鳴前夜」のような新しいぜんぶ君のせいだ。の感覚もあって、先程書いた「次のステージに進むための曲」のように思えるんです。俺は。

 

Natural Born Independentは、日本語訳すると「生まれつき自由だ」みたいになると思うんだけども、そんな歌詞が様々に散りばめられているんです。

「誰かの人生じゃない 誰かの自分じゃないの」

「決めつけられた業など くそくらえ」

とか、自分自身の人生を自分らしく生きろってこというメッセージ性が伝わってくる歌詞だと感じますね。しかもこれが「ZKS(ぜんぶ君のせいだ。)論」という歌詞もあって、ぜんぶ君のせいだ。と言うグループを、この歌詞やメッセージ性が象徴しているんじゃないかなって思ってしまうんですわ。そんなメッセージ性を高揚感あるサウンドで歌うロックチューンだからこそ、何か病みかわいいをイメージしたちょい前ののアイドルロックソングっぽいなってイメージを湧き出しているのかもしれないな、と感じます。

 

そしてロマンスセクト。こっちは高揚感というよりはヘヴィなリフなんだけども、ポップ感がある。いやあのね、この歌詞書いたGESSHI類天才だと思うのよ。歌詞やメロディーは新しいぜん君のような感じなんだけども、その中にキチンとこれまでの「病みかわいい」メッセージ性が散りばめられていて、「Kiss me no say」を「君のせい」とかけてるっていう。いや天才か。あとよつのシャウト上手くなったねマジ。ぜひ皆様に聴いてほしい。MVが公式Twitterでチラ見せされてるので、少しでもいいから聴いてほしい。いやマジで。

 

 

最後になるけども、昔のぜん君の「病みかわいい」っていうのがさ、例えば「彼氏への嫉妬」とか「好きな人への殺したいほどの好意」みたいな感じだったのが、最近のぜん君の「病みかわいい」って乙女的になって、「君がいるから1人じゃない」的なすげーポジティブシンキングな感じになっているんですよ。だからこのポジティブシンキングなメッセージ性も成長なのかな〜〜なんて今回のシングル聴いています。あと僕は50回くらい聴いたら寝ます。それではまた。

 

[追記]

MV公開されました。皆様是非ご覧下さい。

 

 

Natural Born Independent / ロマンスセクト

Natural Born Independent / ロマンスセクト