煙草の煙が目に染みる

感情の垂れ流しが、目に、心に染みるように。

サブカル女=クリープハイプという数式を解明したい

 

こんにちは!サブカルナオンの皆様!今日も楽しくバンドマンとデートしてプリクラ撮ってセックスして事後の「やっぱり大好き♡」ツイートしていますか!

なんてサブカル女に対してクソみたいな偏見を持っている訳ですが、一概にサブカル女って言ってもね、色々なタイプがいるわけですよ。単純にバンドが好き、一眼レフで写真を撮る、撮られるのが好き、好きな芸人は金属バット、森見登美彦が好きだけど文字の羅列で諦めて本棚にしまったまま……等、色々タイプは御座います。単純にサブカルチャーが好き、なんて女の子は可愛らしい。可愛らしくてしょうがない。おじさんと一緒にボヘミアンラプソディー観に行こうな。

 

しかしだ、今回俺が言及したいのは、フォロー250人フォロワー1000人前後で3日に1回くらい自撮りをあげたら60いいねくらい付いて、浅野いにおを崇拝していて、バンドが好きなんです〜〜〜〜って言っといてバンドマンとすぐ付き合ってしまう、そう、そこのお前だよ。1番害悪なメンヘラタイプのサブカルナオン。そういうサブカルナオンに限って顔は可愛いからビビる。

いや、別にな、浅野いにおとかをディスってるわけじゃないんだ。デデデデめちゃくちゃ面白いもん。でもな、ソラニンをバンドが好きだから買っちゃうような奴は気に入らない。あれはどっかの記事で見たかもだけど、バンドを中心とした人間模様を描いた漫画だ。バンドはオマケみたいな。カード入りのウエハースのウエハースみたいなもんだ。そういうのはカードがメインでウエハースは捨てられるか誰かにあげてしまうものだ。懐かしいな、森羅万象チョコ。

 

さぁ、ここで本題なのだけど、そういうサブカル女たちのiPhoneWALKMANにだな、必ず「クリープハイプ」が入ってるんだよ。いや、実際入っていない子もいるかもしれない。でもそういうイメージが勝手についてしまっているんだよ。

いやだからだ、クリープハイプはめちゃくちゃ素晴らしいバンドだし、俺も「When I was young,I'd listen to the radio」以降のCDは全部買ってる。でも何故ここまでサブカル女共に崇拝されているのか、他ブログ様でも色々議論されているテーマであるが、それをちょっと考えてみようと思う。

 

栞 / クリープハイプ

 

いやぁ、栞はいい曲だよ。サビ前の「簡単なあらすじなんかにまとまってたまるか 途中から読んでも 意味不明な2人の話」なんで歌詞、普通考えれないじゃん。半端ない。

っていうな、クリープハイプって何か一つのモチーフやテーマを使って人間模様を描くのがめちゃくちゃ上手いんだって俺は思ってる。前のブログで書いたポエトリーリーディングのグループたちだと、自分が経験した苦悩や葛藤を「リアル」で表現しているのに対して、クリープハイプは誰かが経験したであろう「フィクション」で表現している。そのフィクションはクズみたいな男だったり、バンドマンだったり、サブカル女だったり。そのフィクションがほぼほぼリアルに近いんだよ。尾崎世界観が書く歌詞が。だから共感しやすい。リアルに近いフィクションだから共感しやすい。

 

でも、結局はフィクションなわけだから、「これ私みたい……」で共感する人はいるかもだけれど、「こういう恋愛も人間もいるよね」で共感するのが大半なんだと思う。簡単にいうと、少女漫画の恋愛シーンを「私の恋愛だ」なんて思って共感する奴はいない。「こんな恋愛いいよね」って共感する。

 

そう!そこなんだよ。サブカル女に対して、「こんな人間模様いいよね」ってクリープハイプに嫌でも感じさせられてるんだと俺は解釈している。それがクリープハイプの凄いところ。だから「サブカル女=クリープハイプ」っていう数式が出来上がってしまった。

 

あと、サブカル女の特徴として「同調意識」ってのが少なからずあるんだと思う。よくサブカル女は「自分だけの世界観(笑)」とかを作りたがってるものなんだけど、結局その世界観も憧れにしている世界観のパクリ。これが同調意識。この世界観が一概にいう「サブカルチャー女子」であって、クリープハイプやらマイヘアやら浅野いにおやら一眼レフやらに繋がってくるんだと思う。

 

最後になるけど、この記事ではやっぱりクリープハイプってバンドは凄いんだぞ、ってことを伝えたかった。こうやって考えてみると売れるわそりゃ。こういうバンドって結局年齢を重ねていくうちに人生経験も積んでいくから、またリアルに近いフィクションを時代に合ったサブカル女たちが共感するんだと思う。

 

クリープハイプ、めちゃくちゃかっこいいです。これからも応援してます。以上。また何かあれば宜しく。

 

泣きたくなるほど嬉しい日々に

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