煙草の煙が目に染みる

感情の垂れ流しが、目に、心に染みるように。

凛として時雨ヤバイよねってyoutube見せられたらTKのソロ曲だった話

 

この話ね、タイトル通りなんですけど、ちょっと前に「色んなバンドにハマっちゃった〜〜〜〜」なんて言ってきた女子大生がいたわけですよ。大体そういうのindigo la Endとかおいしくるメロンパンでしょ。絵音沼。ナカシマ沼。そんな浅く広い沼にハマってしまったのか……って思ってしまった。でもね、その女子大生が言うんです。「凛として時雨が好き〜〜〜〜」って。マジかこいつ。語り合おうぜ!!!みたいな雰囲気を出してしまったら大体引かれてモテないっていいますので、「ふ、ふーん」みたいな。「俺も知ってるけどさ、な、何の曲なん〜〜?」みたいな。さり気なく聞くわけです。これがモテるポイント。んで見せられたyoutubeのMVがこれな訳です。

 

 

TKだけじゃねえか。時雨じゃねえじゃん。ピエールと345どこいった。

んで、聴いてみたらやっぱり東京喰種を見直してハマったって言うんですよ。多分こいつ寄生獣みたらFear, and Loathing in Las Vegasハマるぞ。そんなもんなんですよ。女子大生。すぐハマってすぐ飽きる。ちなみに最近のお気に入りはKEYTALKらしいです。遅えよ。

 

ていうか東京喰種、僕も全巻もってるんですけど、凄かったですよね、バズり方が。高校生大学生大体見てた。サブカルは別に見てそうだからどうでもいいんですけど、ヤンキー気質なやつでさえ見てた。んで原作貸せやって言われたので貸した。で、コーラと一緒に次の日返してくれた。ヤンキーはいい奴。

 

で、ですよ。話を戻すとですね。皆様聴いてました?凛として時雨世代の20代の若者たち。#4。巷で話題になって、なんだこのバンドはよって阿鼻叫喚した凛として時雨

 

 

金切り声のボーカルと、リードギターみたいに動きまくるベース、どこまでがフィルなのかわからないドラム、高速アルペジオ、何故かやたら血なまぐさい歌詞。これが凛として時雨なんです。ちなみに僕、そっからの凛として時雨の曲ってあんまり聴いてないんですよね。で、今このブログ書くにあたって改めて色んな曲を聴いてみたわけです。

 

Chocolate Passion / 凛として時雨

 

むしろ前より過激になってやがりました。たまにいるじゃないですか。「バンドはインディーズからメジャーに行くと変わるよな〜〜」みたいな奴。めちゃくちゃ嫌いなんですよ。そういうの。バンドってのは売れる為に試行錯誤して周りの評価に合わせて頑張ってるんです。それを変わったからもう聴かない〜〜なんてキノコ頭のサブカル男子は死ねばいいと思います。でも前のブログで書いたけどDAOKOはラップして下さい。お願いします。童貞男子たちのために。お願いします。で、話を戻すと、凛として時雨、何も変わってないんです。おかしいんですよこいつら。

いやあのね、昔聴いた衝撃っていうのはもう薄れていて、あの時のヤベエよこいつらみたいなものなんかはないんです。時雨やら9mmやらをパクったバンドたちはもう死んだんです。でも凛として時雨は変わってなかった。これはすごいことなんです。んで俺みたいな「#4は名盤だったなぁ」なんて思い出に浸る奴をぶっ殺しに来てるんです。

さっきも言ったけどもだ、バンドってのは社会のニーズに合わせて試行錯誤して曲を作ったりしてるんですよ。それで路線変更したり、ウィスパーボイスのラップやめたりしてるんです。それが成功するならいいんです。でも変わらなくて成功するってのはもっとヤバイんです。少し話逸れますけど、KANA-BOONいるじゃないですか。シルエットとかでバズりまくった。でも最近聴かないでしょ?最近の曲ちょっと聴いてみてください。

 

ネリネ / KANA-BOON

 

再生回数12万とかただ下がりしてるんです。でもね、音楽性とかって一切変わってないんですよ。周りに飽きられたのか、顔ファンに見切られたのかは知らない。けど、普通に考えたら「変化のないこと」ってのは飽きられるんです。普通はね。

でも凛として時雨はそうじゃない。変化しないでファン層をがっつり掴んでる。ヤバくないですか?

 

っていう、凛として時雨はTK名義の東京喰種の曲でバズったけども、凛として時雨はバズった曲以外もやべえことしてるんだぞってことでした。以上。

 

#5(通常盤)

#5(通常盤)